江戸時代の元禄年間に、和歌山県田辺市の備中屋長左衛門が作り始めたのが由来となっている。材料に樫を使い、高温で蒸し焼きにし、窯の外で素灰と呼ばれる灰を掛けて消火するため、きめが細かい良質な炭となる。一般に火力が強いと言うが、本来は黒炭よりも低温で長時間燃焼している。煙が出ず雑味が付かないため、炭火焼を売り物にする料理屋(鰻屋、焼き鳥屋)などで重宝される。本来、樫による白炭のみが備長炭とよべるものであるが、製法等が広く伝わったことから、白炭全体に用いられるようになった。 備長炭の定義が広がってしまい、かつ、偽物の流通もあるため、和歌山県産の備長炭を特に紀州備長炭と呼んで差別化をはかり、備長炭の品質・伝統を維持している。その様な中、2006年10月27日に地域団体商標制度の認定第一弾として、地域ブランドとして認定されるに至った。
「神山鶏」を育てるのは、山間部の湧水を直接利用できる、選ばれた優良専業農家に限られています。新鮮な天然活性水を毎日ふんだんに与えながら、心をこめて育てられる「神山鶏」は、自然に近い、安心・安全な農産物なのです。 自然のサイクルを損なわないために、主要飼料はPHFコーン(収穫後薫蒸なし)68%、もちろん抗生物質無投与の安全飼育。また、一般ブロイラー特有の匂いを取り除くため、動物性再生飼料は一切使用しないのも「神山鶏」の特徴です。 鶏たちのストレスを低減するため、開放型鶏舎でゆったり、放し飼い。また、肉の旨みを増すために重要な意味を持つ飼育日数は、一般ブロイラーより20日以上長いく設定。最高の環境で、のびのび育てられた「神山鶏」です。